長野県鉄筋業協会のご案内

当協会は、県内鉄筋業者の連帯感を高揚して結束を固め、建設業界における鉄筋工事の重要性を深く認識して施工技術の進歩改善を進めることによって、経営の改善を図るとともに社会の発展と公共の福祉に寄与することを目的として、昭和49年5月21日に設立されたのであります。この間幾多の苦難を克服して、平成30年に45周年を迎えることができました。当初の理念を貫いて経営の近代化と安定に努力した会員の強固な結束と諸先輩の適切なご指導とご協力があったことに対し、深甚なる誠意を表しました。
回顧いたしますと、創立当時は、前年の円の変動相場制への移行と石油ショックによる経済界の混乱期にあって、お互いが危機意識をもって県下同業の大同団結を図ったのでありました。主要事業としては標準価格の研究と設定及び技能検定への対応としての講習会・研究会の開催等による技能者の養成ならびに経営者を対象とした先進地への研修視察等による地道な努力が、今日の礎を築いたものと考えられます。
しかしながら、現の経済界の低迷は、鉄筋業界にとりましても大幅な受注減と受注単価の下落をもたらし、経営危機が叫ばれる気運にあります。 我々は都市とヒトとの安全な「生活空間」を組み立てています 多くの建物が倒壊した関東大震災で「鉄筋技能士」が誕生しました 長野県鉄筋業協会はこの技能の育成に力を注ぎ新たな時代を担う人材を育てています